埋蔵金みーっけた。
えー、少し不安なんだけどっ。


そう思ったけど、お母さんは、


『さあ話は終わったぞ』と、


さっさと着替えてきなさいとあたしに


命令した。


「・・・・・はぁー、うぅ・・」


溜め息とも独り言ともつかない声を出しながら、


あたしは着替えて下に降りた。
< 92 / 158 >

この作品をシェア

pagetop