愛と涙、そして知るだろう。

私を力強く抱きしめた康平。


「ありがとう。すげー大切にする。」

「大切にしてよぉ(笑)？」


もう１度ギュッと抱きしめた康平。




「おう。世界１大切にするから。」

「私も大切にするから。」



涼への気持ちは消えてないけれど、

康平を大切にしたいって思う。


私を愛してくれる彼を。




こうして、私は康平と付き合うことになった。











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このときの私は気づいていなかったんだ。


私達の会話を聞いていた人物がいたことを。



そして、彼が涙を流していたことを。





運命は、最初から決まっていたのかな・・・？