spiral"alive"Ⅱ
「ハァ…ハァ…。」
俺は細い道をひたすら走る。
大通りは人が多いし周りの奴等を巻き込む可能性がある
椎名に埋め込んで貰った輝石はあと少し
逃げろ
一秒でも長く
少しでも遠くまで
「っ!」
俺は瞬間前に飛ぶ。
バァン、と音を立て、足下で何かが破裂した。
「「逃がさない。」」
後ろに姿を現したM。
っ…もう見つかったか!
「チッ!」
俺は風を起こし、周りに捨てられていた物体をMに向かって放つ。
「くっ!」
Mの視界が逸れた瞬間、俺はもう一度走り出した。