spiral"alive"Ⅱ



瞬間、俺は右に飛ぶ。



すると、さっきまで俺が居た場所に数本のナイフが突き刺さった。



っ、右だ!




死角から放たれた第二撃波




俺は氷の壁を造った。




が、ナイフは壁も俺自身もすり抜けて、勝手に消えていく。



「なっ!」



これ…幻覚!?




なら、敵は…




「反射神経は良いみたいだね。さすがは右京君の息子か。」



聞き覚えのある声に、俺は視線を送った。




「何で…お前が居るんだよ…ーー無籐?」





< 299 / 543 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop