spiral"alive"Ⅱ
手紙をきつく握り締める。
「前に進もうとしても、絶対壁にぶち当たって進めない。何もかも犠牲にして…漸く一歩進めるんだ。
…俺達も、親父も。」
今でも脳裏に焼き付いている
必死に、母さんや俺達を護ろうとしてくれた
親父の姿
「…でも、辿り着いたじゃない。」
美優の声に俺は上を見上げた。
窓から、青空が見える。
「…ほんとに、終わったんだな。」
俺達は漸く
ゴールに、辿り着いたんだーー