spiral"alive"Ⅱ
「何か用か?」
ポケットに手を突っ込みながら廊下の壁に凭れているstayは、俺にそう問いかけた。
「…もう一度、ちゃんと話しておきたくて。」
一定の距離をおいて、俺も壁に凭れた。
「愛しい華ちゃんは一緒じゃねぇのか?」
「最後に学園の風景を見て来るってさ。他の奴等も、自分の方法で別れを告げてるんじゃねぇの?」
「成る程…もう帰るのか?」
「あぁ…今日の正午に向こうに帰る。」
そうか、とstayは呟いた。
「…あんたには、色々世話になった。」