spiral"alive"Ⅱ

俺の言葉に学園長はワザとらしく首を傾げる。


「“希望への道筋”…?はて、何の事だ?」


「とぼけんな!お前の仕業って事は分かってんだ!」



今にも掴みかかりそうな俺を黒スーツの奴らが止める。



学園長はフッと笑った。



「あぁ…確か今君達生徒の間で話題になっている行方不明事件だね?
あれは私も頭を痛めているよ。

しかし右京君、それが私の仕業だという何か証拠はあるのかな?」



「証拠ぐらい…ーーー!」




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