幸せの見つけかた
それからの俺は、仕事に没頭した。



そしてクタクタになって部屋に戻り、ベッドに倒れこむ。




目を閉じれば、一気に闇に引きずりこまれる。






これでいい。






こうしていればきっと





忘れられる。








そんな毎日を1ヶ月ほど続けてたある日、会社で部長に呼ばれた。




「佐藤、次の人事異動で、建設部に異動だ。」













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