幸せの見つけかた
パーティーの時間が来て、入口の扉の前に、2人で並んだ。






俺は一つ、深呼吸をした。






バアちゃん、ひ孫の顔、見せられそうだよ。





もう来ないなんて寂しいこと言わないでさ。



子どもへのプレゼント持って、二宮と2人で来てくれよ。







バアちゃんが俺にくれた愛情を、心に刻み込んで




これから香織と子どもを一生愛して、守っていくから。






家族みんなが、幸せだな、と思って生きていけるように。









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