素敵執事*;



「お嬢様
旦那様が今日はいいと」




「そう」




「ですので
ゆっくり寝てください」



「うん」



お父様が帰ってきてる日は
寝れたことないわよ



でも




私が寝ないと裕樹は仕事にもどれない




寝たふりでもしよう






パタン




出て行った




目を開けると涙がこぼれた




いつからこんなに





弱くなったんだろう




「お嬢様」



・・・


「なんでいんの?」

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