タイトル未定

「もうこんな時間かよ!」

進也は時計を見て、あたしを
自転車の後ろに乗せると
自転車を凄いスピードで
漕ぎはじめた。

「お前のせいだかんな!
春絶対もう家出てるぞ!」

「あたしのせい〜?
春くんは待ってるもん♪」

春くんの家の前に着くと
自転車にまたがった春くんがいた。

「おはよう、春くん!」

「進也、瑠璃おはよ。」

春くんも自転車を漕ぎはじめた。

「聞けよ、春!
こいつまた寝坊したんだぜ。」

「ははっ。瑠璃はいつまで
経っても寝坊助だな。」

あたしは苦笑い。
進也のバカ

あたし達3人は割と
近所に住んでいる
幼なじみ。

あたしは山口瑠璃。
高1。小さな背が少し
コンプレックス。
チャームポイントは
黒髪ストレート!

で、こいつが佐藤進也。
進也とあたしは同い年。
進也は茶髪の長めの髪で
外見はチャラい。まぁ
中身もチャラいのかな。

そして、あたしの好きな人
長澤春人。春くんは高3。
黒のサラサラした髪に
清楚な雰囲気。頭が良くて
優しくて完璧な人!


あたし達3人は小学生
から仲良しで、高校まで
ずーっと同じ学校だ。

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