リサイクルショップ

少年よ君の名前は何と言う。
突然その小汚いおっさんは僕に名前を聞いてきた。

僕は知らない人に名前を教えてはならないと母から教わっていたので、僕はおっさんの質問に答える気がなく曖昧な名前を教えてやった。(笑)あと決して僕はマザコンではない。

ビルゲイツ。
どうだど言わんばかりの顔でおっさんを見たら、おっさんはゲロを吐いていた。
…大丈夫か!?おっさん!

大丈夫さ…このぐらい…

大丈夫ってゲロ吐いてるじゃないか!!

少年よ間違いを只しとかないといけないようだな…。
おっさんは酸っぱい臭いを充分に匂わせながらこう答えたのだった。

ゲロはゲロでもこれは三丁目のラーメン屋のラーメンのゲロだ!

つまりゲロなんだな。

だからゲロでは…うぇぇ!クソーが餃子まで産まれやがったか。

つまりゲロなんだな!
ゲロを吐いたんだな!!
なんとめんどくさいおっさんなんだろうか。

ゲロを吐いた理由がワシにはある!

自分でゲロって言っちゃたよこのおっさん。

三丁目のラーメン屋のラーメンが旨すぎで食べ過ぎてしまったんだ!あのラーメン屋いつか潰してやるぜ[ニヤニヤ]

自分でニヤニヤとか言っちゃったよ、
大人になってもあーはなりたくないもんだ。

でも冷静に考えて自分の胃袋の限界を忘れてしまうほど、おいしいラーメンってあるのか?もしそれが本当だったら味は本物だな。と、馬鹿な事を考えてる奴はいた。それは僕だ

突然おっさんの口は開いた。
おい少年よ主の名前はまだ聞いとらんかったな、何と言うのだ?。

何で名前を知りたいですか?僕は今年初めてのまともな質問をした。

わかったぞ[ニヤニヤ]
少年よ恥ずかしい名前だから言えないんだろ[ニヤニヤ]

僕の今年初めての、いやもしかしたら産まれて初めてのまともな質問をスルーされた。




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