彼なりの愛ー短編ー


「あの?先輩?どういう事ですか?」

今私は先輩に連れられて
開き教室にきていた。

「悪い。」

「いえ!それよりどういう事かよくわからなくて…」

「あぁ…。ちゃんと説明する。」

説明って何だろう?

「あの、さ…。俺めっちゃ好きな奴がいる。」

えっ…誰だろ…
初めて知ったよ…
ヤバい泣きそう…

「でさ。そいつって俺より年下でさ…いっつもうろちょろして」

年下でうろちょろって
何か、可愛いよね…。

「そいつはな、毎日弁当を作ってくれて、俺によく会いにきて…俺が弁当とかのお礼言わなきゃなんなんねぇのに逆にお礼言われてさ…。」

え?それって…

「最初は別に気にしてなかった。逆に鬱陶しかったでも、だんだん好きになってる自分がいて…ほら。俺さ…無口だから大切な事もちゃんと言えないで。付き合った女にも喋らないからつまらない。なんて言われてふられるばっかりで…」

そんな事があったんだ…
でも、私は先輩の全てが
好きだから許せる!

「だけど喋らなくても心地いい相手ができた。それ菜都、お前だ。こんな俺だけど付き合ってくれるか?」

その言葉を聞いて私は泣いた。
そして、彼が私の涙を拭いながら

「菜都?俺でいいのか?」

なんて聞いてきたけど

「逆に私でいいんですか?」

「あぁ。菜都。1回しか言わねぇからよく聞け。」

そして私の耳元で
「菜都、愛してる。」

また、涙が出て
それ見て先輩が

「泣き虫だなぁ。」

そして、私達は笑いあった
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