病気の彼女─先生と恋─
【ガチャっ】
「ただいま。」
龍也だ....こんな顔、見せらんないょ。
「愛実....?」
龍也があたしの顔をのぞきこんだ。
「!!っどうした?何かあったのか?」
「.....龍也っっ!!!!!」
あたしは龍也に抱きついた。
龍也の顔をみた瞬間、安心した。
そしてまた、涙がでてきた。
「-.....ッヒック...グスンッ
....りゅッ...やぁー....」
龍也はなにも言わずに、頭をなでてくれてた。