病気の彼女─先生と恋─


【ガチャっ】


「ただいま。」


龍也だ....こんな顔、見せらんないょ。



「愛実....?」



龍也があたしの顔をのぞきこんだ。



「!!っどうした?何かあったのか?」

「.....龍也っっ!!!!!」



あたしは龍也に抱きついた。

龍也の顔をみた瞬間、安心した。
そしてまた、涙がでてきた。



「-.....ッヒック...グスンッ
....りゅッ...やぁー....」



龍也はなにも言わずに、頭をなでてくれてた。
< 24 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop