それでも好き!!

告白!?




「…嘘でしょ?」


私は恐る恐る目の前の神崎 帝に訪ねた。

すると帝さんは電話を切った。

そして…私と電話をしていたはずの雫石 帝との電話も切れた。



目の前悪魔がニヤリと笑った…




「電話,切れただろ?」

「それが証拠だよ。」




嘘…うそ…ウソ…

信じたくない…




放心状態の私に近づいて悪魔は囁いた…
とても甘い声で…

「もしかしてさぁ…『雫石 帝』の事好きだった?」

「……違う…私はあなたが気になって…」


そこまで言って直ぐに自分の口を塞いだ。



あぁ…

顔が赤くなって行くのがわかる…
心臓の音が速くなって行くのがわかる…



きっと…


私は…



『神崎 帝』に




恋をしたんだ…





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