ひとりぼっち
「だからさぁ…
私はただ暇潰しにあんたに構ってたの
私があんたの友達にでもなると思った?」
「………じゃあ今までずっと俺のこと傍から見て、嘲笑ってたのか?」
「そう
でももう疲れたし、飽きた
だから、あんたには用なし」
「………そうか
わかった…、もう葵には関わらないよ
それじゃあな」
篠崎は教室を後にした
そして私は、少し経ってから屋上に向かった
本当は閉まってるんだけど、合鍵を篠崎から貰った
あー……、やっぱ気持ちー…
これで……
いいんだよね…?
別に大丈夫だよ
前の生活に戻るだけだから…
なんてことない…、いつもの日常だ…
私は今まで、人を突き放すことに何も思わなかった
自分が悪役になるのは慣れていた
でも……
こんなにも胸が痛いのは何故…っ
「ごめん……篠崎っ!
ごめん…っ!」
私はその場で泣き崩れた