君へ。
『えっ…』
うそ………
握り返してくれた。
ビックリして固まるアタシ。
その間も二人の手はしっかり繋がれていた。
物凄くドキドキしてる。
手に触れてるだけなのに……
木田クンの手は想像以上に大きくてごつごつしていた。
男の子の手って感じ。
その時―――
ガラッ
いきなりドアが開く。
ビックリして手を離そうとした。
「あーあーあーそのままそのまま!」
入って来たのはジュースを持ったゆうちゃんと池内サン。
ゆうちゃんは小声でそう言うと
ニッコリ笑ってお邪魔だった?と聞いて来た。
アタシはすぐ左右に首をブンブンふる。
外はもう真っ暗になっていて、星がチラチラ輝いていた。