白虎連合-番外編-




あたしの手が止まる。




けど、表情は笑顔。










「言わへんよ」


「……………」


「てか言うつもりもないし」


「なんで?」


「なんでって白虎の人らが隠してるのにあたしが言ってどうすんねんな」








再び私の手はせっせと動く。

華風さんは、ただ冷静。









「正直うちは別に隠してるつもりもないし、バレてもいいねん」


「…そうなん?」


「けどうちの事情を知ってくれてるから公にしよらんだけ」


「……………」


「今日学校来たら噂広まってるかと思ったけど広まってなかった」


「そりゃ言ってないし」








華風さんは、薄く笑って。






笑っ、て?












「もっかい言うけど、ありがと」








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