A級カレシ


あぁ…またかとあたしは隣りにいる親友に気付かれないようなため息をこぼした。


どうせ彼女の答えなんて一つしかないのをあたしは分かってる。




ふと、隣りにチラリと視線を移す。









「うん、いいよ」



「えっ…マジで?!」





淡々と答えた親友に、やっぱりかと思いながら眉を自然とひそめてしまった。




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