Dearest...



「この子たちは朝同じ電車に乗る子たちだってわかって、うちから声をかけたんだ。

舞もよかったら光と祐樹と仲良くしてやってよ」


なるほどね…入学してからたった数日でこんなにも絢乃になつくとは…この子たち、やるな。


「舞先輩、よろしくお願いします!」


「こちらこそよろしくね!」


私に初めて、後輩の友達ができた。


教室に行くと、亜季が私にこっそり耳打ちしてきた。


「舞、ちょっと2人に内緒で話があるんだけど…外までいい?」


「いいよ。でもどうやって出るの?」


「大丈夫!あたしに任せて!」


すると亜季は立ちあがるなり、私の腕を引っ張って、絢乃たちにジュースを買いに行くと言って、外に出た。


って言っても、非常階段だけどね。


「絢乃たちに内緒で話って何?」


「実は…可奈ちゃん、彼氏ができたんだって!」


……マジっ!?


可奈に彼氏!?


あの子に彼氏ができたのって…確か今まで一度もなかった気がする…。


とうとう可奈にも彼氏ができたんだぁ!

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