レンアイ 遊興
ねっ、と言うように微笑む空先輩が嘘をついてるなんて思えなくて。
私もにこっと微笑んだ。
「…あのさ」
空先輩の言葉に首を傾ける。
「こんな格好でそんな風に笑われたら…無理なんだけど」
「無…理?」
よく意味がわからなくて、また首を傾げる。
すると空先輩は、少し困ったように自分の髪をわしゃわしゃかいた。
「無防備すぎるんだよ」
「え?」
「…襲ってい?」
襲っ…?
言葉の意味を理解するのに少し時間がかかった。
理解出来て、慌てて手を振る。
「えっ!だ、だめだめ!」
だけど、その手首を捕まれて甘い声で囁かれる。
「そんな真っ赤な顔で言われても、余計にしたくなるんだけど」