エリートな彼に甘く奪われました
そう言うなり彼は乱暴に私の制服の胸のリボンをほどく。

軽い痛みと甘い痺れにまたしても私の身体が熱くなる。

昨夜の様な優しい感じではなく少し乱暴にされていてもちっとも嫌じゃない。

むしろ余計に身体が反応している。

「愛、俺のものだよね?こんな風に、触れてもいいのは…、俺だけだよね?」

「そうよ、遼…」

朦朧としながらやっと答える。

会議室の横の廊下を先ほどから沢山の足音が通りすぎている。

いけない、いけない、と思いつつ火照った身体は遼を拒み切れない。







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