エリートな彼に甘く奪われました
遼、あなただけよ、あなたが好きなの。

想うままに彼を更に深く求める。

「愛…、」

彼が何かを言おうとしてる。

私はそっと唇を離した。

いつの間にか机の上に彼を押し倒していた。

仰向けで下から彼が呼吸を荒げながら私を見ている。

透き通る大きな瞳に私の顔が映っている。

「愛、だめだよ、あんまり煽られると俺、止まらなくなるから…」

「遼が、信じてくれないから…。」

「愛、君は本当に俺をおかしくする…」

そう言うと彼は起き上がりくるりと今度は私の上に被さった。


「会社でこんな事、したくなるなんて…、でも無理だ、君が俺をこんな気持ちにしたんだ…」






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