エリートな彼に甘く奪われました

「ふふっ…。くすぐったいよ、愛。」

「好きなの、遼だけよ…。ホントなの…。わかって。」

また彼の唇を求める。
もう、私、きりがない。

「うん、わかった。わかったよ。俺も、好きだよ」

呆れたように笑いながら彼も応える。

きゅっと彼にしがみつく。

するとそっと私を離し、私の乱れた服を直してくれる。

ブラウスとベストのボタンを止めて、リボンをふんわり結ぶ。

「………。」






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