エリートな彼に甘く奪われました
すると…私の頭の上の方から「ぷっ」と音がした。

驚いて顔を上げて遼を見ると遼が口元に軽く握った手を添えている。

しかも微妙に肩が揺れている様な…。気分でも悪くなったのかも…!

「…?遼?」

おそるおそる話しかけてみる。

「…くっ…。あっはははは!」

すると私が口を開いたのと同時に彼はベッドに転がって笑いだした。

私は訳が分からずそんな彼をポカンと見ていた。

「あははは!何だよ、それー!」

「え…遼…?あの…」

本当に訳が分からない。

何故彼は爆笑してるの…?

「プロポーズしてんのに、俺、怒られてるし。あははは。

そこ、怒るとこじゃないよー」

「私…、私、ひどいこと言ってごめんなさい…」

彼がこんな大きな声で笑うなんて、イメージじゃないから驚きだし、話の流れが全く掴めないけれど、私は精一杯とりあえず謝った。




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