プラトニック・ラブ



だから笑ってくれる。


だから〝ありがとう〟ってオーラで伝えようと頑張ってみた。



「何睨んでんだよ」



…勘違いされたけど。



あたしの想いに気づいてくれないらしい。


〝好き〟とか言っておきながら、あたしが伝えようと頑張っていることに理解してくれないらしい。



だから睨んでやった。


お言葉通りに思いっきり睨んでやった。



すると唐突に美沙が大きな声で言った。



「みんなで勝負しましょーっ!」



ジャン、とでも言いたそうにその店を指差した。


あたし達3人は同時に視線をその店に向ける。


そして目を見開いた。



「えぇっ?!」



「は?!」



「…げ」



それぞれ様々な言葉を漏らし、唖然としたまま固まった。


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