マジで恋する10秒前!?
菜々子には…ちゃんと話した方がいいと裕樹が言ったので、私は明良が好きだと話した。

それを…怒らず、しっかり聞いてくれた菜々子。


私って…ホント...邪魔だよね…


もし…私がいなかたら……


私が明良を好きになんてならなかったら…


世界は楽に回ってたのかな?



裕樹…いつも相談に乗ってくれて、ありがとう。


優しく頭を撫でて私を安心させてくれる裕樹…


キミは……なんていい人なんだろう

『−−そっか……じゃあ、待ってる』

電話が切れているのだけど…まだ、手の中で握ってある携帯


菜々子の出産予定日まで後…二日


ただ…無事に生まれてくるのを祈るだけ...
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