マジで恋する10秒前!?
その思いは裕樹も同じようで、拳をぎゅっと握って悔し涙を流していた。




――神様は・・・どうして、こんなに残酷な運命を私達に味わせたのだろう。




その人にとって最適な道に進ませる事が出来る唯一の人物



それが、神様なんじゃないの?



これが・・・私達にとって最適な道・・人生であるなら...



私は一生、あんたを恨む。



何があっても、あんたには頼らない。



ずっと、自分で決めて



自分で歩いて



自分で前に進む。




それが、今の私にできる二人への想い――だから。
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