マジで恋する10秒前!?
「後悔は、何があってもしません。初めて、自分で決めて・・・迷う事がありませんでした――たとえ一人だって...」



「俺も、この子の父親になります。責任感とか・・・そんなんじゃなくて、ただ純粋に、この子を愛します。何があっても――。」



「ゆっ..裕樹!?」


「そう言うと思ってました。」


助産師さんは、私達を見てクスクスと笑っていた。



「裕樹さんと姫咲さんなら、大丈夫だと思います。私には見えない、強い絆があると思いますから」




裕樹の強いまなざし。



――初めて見たよ....そんな瞳。





そうして、私達二人は新たなステップへと進んでいった。




“この事は、私達、三人だけの秘密。”
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