マジで恋する10秒前!?
こんな、わがままなあたしを


優しく見守ってくれている。


黒野が運転する、このリムジンでの会話はとても楽しいものだった。



「お嬢様、学校は楽しそうですか?」

やっぱり・・・ちゃーんと心配してくれてるんだぁ.....


「一応ね~まだ、友達!っていうのはいないけど・・・そこがちょっと悩みかな?」


黒野にだったら・・・何でも話せる。


あーー!


今日もいい天気だな~


あたしはガラスに手を置いて、じーーーっと空を眺める。


「お嬢様には、すぐにできますよ。黒野はお嬢様の良い所、全部知ってますから。」

ミラーから見えた、黒野の顔は温かい笑顔でほほ笑んでいた。



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