マジで恋する10秒前!?
立ってみると、やっぱり背は同じくらいで・・・



あっ!リボンがピンクだから1年生だ。


「梓川さん!!ホントにホントにすいません!!!!」


「いやいや....って何で名前知ってるの?・・・そうだ、名前聞いていい?」


「はいっ!1年A組の千尋 妃和【チトセ ヒヨリ】って言います」、妃和って呼んで下さい」


「うん! 梓川 音彩。音彩って呼んで」



でも・・・ちとせって聞いたことある名字




「・・・ちとせ・・・あっ!千尋 晶【チトセ アキ】さんの娘さん?」


「えっ!?母の事、知ってるんですか?」


妃和は驚いたように目を見開く。



「聞いたことある名前だな~って思って」


「何か・・・嬉しいです」


そう言って妃和は満面の笑みで言った。




――――――キーンコーンカーンコーン





「あっ!いこう!!」


「うわっ!音彩、速い~~」



・・・ごめん妃和


足が速いとかは今は禁句なんだ....









これが・・・友達、なのかな?




一緒に話して一緒にご飯食べて・・・





そんな風に仲良くなって



心友って呼べるような関係になるのかな?





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