─仮面─偽りの微笑み

「はぁ…あッ…」



もうすでに潤うそこに触れた瞬間、一段と大きな吐息を漏らした。



「クスッ…待ち遠しかったかな?じゃあいっぱいしてあげる」



「んぁ…はぁ…はっ…はんっ…あッ…あッ、あっあぁ」



カクンと力が抜けた彼女を抱き止める。



「はっ…はっ…棗…さん…わたし」



潤んだ瞳で力なく俺を見つめる繭璃。



「お前には刺激が強すぎたか…ごめんな」



さっと抱きかかえて浴室へと向かった。



「約束だからな洗ってやるって♪」



「…ふぇ…やぁ…恥ずかしい…ですぅ」



小さな声でそう言って、恥ずかしそうに俯いた。



抱きかかえた彼女を、″どこから洗ってやろう″何て考え思わず頬が緩む。



「棗さんのエッチ…」



1人にやつく俺に繭璃がボソッと呟くように言う。



「男なんて、みんな大体そんなもんだ!」



好きな女の乱れた姿を目の前にして、興奮しない男なんているのだろうか?
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