ヴァンパイアと私
「何でって、貴女からいい匂いがするんだもの」


「もの」ってキモッ!!


「キモイってどういうことかな?」



え・・・心読んだ??


「うん、読んだよ

で、どういうことかな?」


ヤバッ

先輩、笑っているけど目が笑ってない!



「空耳じゃないですか?」

「そう」



・・・それでいいの?


「じゃ、早速頂こうかな」


「ちょっ、私了承してないよ!?」


「大丈夫大丈夫

一回吸われちゃったら填まるから」



って、ことで頂マース


プチッ


首にあったボタンを外される


・・・もういいや

別に死ぬわけじゃないし



「じゃ、できるだけ優しくするからね?」



プチ


先輩の牙が私の首に入っている・・・


・・・体が熱い?

なに・・・コレ・・・


私、こんなの知らない!


「あっ・・・んぁ・・・」


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