ヴァンパイアと私
「んぅ・・・もっ・・・あぁっ」


私の口から甘い吐息が漏れる



しばらくすると、やっと先輩がやめてくれた


しかし、そのときには私はもう夢の中


「・・・本当に甘いな・・・


もう、俺から逃げれることは出来ないぜ?

・・・しかし、このまま放置するのもなぁ」


蓮は凛をお姫様抱っこすると、どこかへ向かって歩き出した


「・・こいつ、軽いなぁ」


何食べてんだ?


・・・まぁいいか


―――――


・・・



「ん・・ぅ・・?」


「起きた?」


私が目を覚ますとそこに居るのは、キラキラスマイルをもった先輩


・・・なんかさっきと性格ちがくない?


「・・・気持ち悪いな」



「・・・吐く!?

吐くならトイレでしろよ!?」




うぜぇ・・・


「・・・先輩、さっきと口調違うくないですか?」


思ったことは口に出す


それが私


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