それが恋だと知ったから。
1 s t love

-side sara-

「沙羅〜、陽向くん来てるわよ!!」



「今行く。」




私は急いで階段を下り、
靴を履いて外に出る。



その先に待ってるのは、
幼馴染でもあり私の好きな人でもある、
蓮見 陽向〔Hinata Hasumi〕だった。



幼なじみで近所でもあるせいか、
昔から隣にいるのが当たり前。



「好きかも。」と思うのに、
そう時間はかからなかった。


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