愛なんて知らない Ⅲ








私は静かにそう言い放つ





「燐は傷つけるな」





「あの子には・・・・

やってもらう事があるの


殺すなんて事はしないよ」




私は剣を振り上げた






「愛美!!!」



私は振り返る





「嘘・・・・

どうして来たの?」




愛おしい声が、姿が見えた




こんな姿見て欲しくない


でも会いたい



私は矛盾しているね・・・・








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