愛なんて知らない Ⅲ








「俺にあんたを殺せるほどの

力は無い、でも・・・・」






「それなら用ない」


私はそう言うと

自然の力を使った




ツルが千里の体を動けなくする




私は千里の体を木に

手足をツルで巻きつけた






「私を殺せないなら用はない」



私はそう言いながら

光の剣を手に持ち千里へと近づいた




剣は光に包まれていて

この世の者とは思えない程美しい





「ッ」


千里がくやしそうにする




「大丈夫

あまり痛くないようにするから・・・・」







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