愛なんて知らない Ⅲ








「うん・・・・」





「当たり前だろ!」



楓の大きな声が聞えた



楓を見ると少し目が潤んでいる






「許さない・・・・」



燐の低い、冷たい声が聞える






「絶対に許さない!!」


そう言うと黒いレーザーのような物を

私に向けてきた





私はすぐに光の盾で防いだ





「・・・・ッ」



驚いた



これほどにも私への憎しみが

強いんだと改めて実感する







< 218 / 256 >

この作品をシェア

pagetop