愛なんて知らない Ⅲ








「う”-・・・・」


私は縛られてもなお

暴れている




今までに味わった事がないくらい

苦しくて・・・・怖い



(これが孤独の恐怖?)




そんな私の前に隼斗が現れた




「殺してやるッ!」


今にも殺しかかりそうなほどの勢いだ




隼斗はそんな私を見ると

私の周りに何か書き出した




「自分の命に代えても

この娘の呪いを解こう・・・・」




それを書き終えると次に

何か唱え始めた





(あれ?なんだろう・・・・

体の力が抜けていく・・・・)



そして私は意識を失った






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