愛なんて知らない Ⅲ








「私この世界から逃げたい

私の最後の望みは完全なる死なの・・・・」



これだけはどうしても譲れない





「そんな・・・・」


悠希は絶句していた





「悠希、聞いて」


私は悠希を見つめる





「この世界は汚い、そして歪んでる

どんな綺麗と呼ばれるような物を見ても

私には色あせて見えてたの」





「・・・・」





「でも百合香達と出会って少し変わったの

少しだけ希望が見えた

少しだけ綺麗に見えた


そして私は悠希に出会い悠希に恋に落ち

愛し、愛してもらい・・・・


凄く嬉しかった」


私は懐かしむように言う





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