愛なんて知らない Ⅲ
「その4人が出会ってしまったら
殺し合いは止められない・・・・」
私は静かに涙を流した
「・・・・ッ」
楓は私の手を握る
「殺し合い、もし1人が残ったら
残った者の大切な人を
殺さないといけないの・・・・ッ」
「何で・・・・!?」
「これが呪いだから・・・・
狂ったように殺し、正気に戻れば1人
孤独な呪い・・・・」
「殺さないって選択はないのか??」
楓が悲しそうに言う
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