愛なんて知らない Ⅲ










「その4人が出会ってしまったら

殺し合いは止められない・・・・」



私は静かに涙を流した






「・・・・ッ」



楓は私の手を握る






「殺し合い、もし1人が残ったら

残った者の大切な人を

殺さないといけないの・・・・ッ」







「何で・・・・!?」







「これが呪いだから・・・・

狂ったように殺し、正気に戻れば1人

孤独な呪い・・・・」





「殺さないって選択はないのか??」


楓が悲しそうに言う









< 86 / 256 >

この作品をシェア

pagetop