愛なんて知らない Ⅲ









「うん・・・・」





「だからそんな顔するなよー」


楓が呆れる






「ごめん・・・・」



(迷惑だよね・・・・ごめんね)






「そんな顔したら戻りたくなくなるだろ

それにそんなに悩むな

俺は愛美になら殺されてもいいからさ」






「私は絶対に殺さないよ」



(大丈夫、絶対に殺さない

1つだけみつけたの、殺さない方法をね・・・・)






「それって・・・・」




「早く行こう?心配されちゃうよ」


私は楓の手を持つ








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