年上の彼氏と年下の彼女
――大希――

ハンバーガー屋さんに

入っていった女達を追うように

俺も入った。

(うわ…人いっぱいいる…俺人混み苦手なんだけどな…、しょうがないか。)


俺はラッキーなことに

女の席の近くをGETした。

しかも

女は今一人、

これはチャンスじゃないか。

神様がくれたチャンスだな…

無駄にするわけには

いかない。

なにかきっかけでも作って

メアドをGETしないと!!


…と

言っても…゙きっかげって

どう作ればいいんだ・・・・?


あ!

俺が何か落として・・・

拾ってもらって

お礼したいから

メアドを…みたいな…

怪しいか?

いや、

もうコレしかないだろ…


よし、

やるか!!

でも…何を落とそ…うか?

携帯?携帯落としてもメアドがなぁ…

あ!財布にしよう!

財布ならいけるはずっ!!

時間がない。

はやくしないと!

俺は女の座っている目の前に

財布を落とした。

パサッ―
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