【【リセット】】
「ふふっ」


思わず笑いが漏れてしまい、私は慌てて両手で口を塞いだ。


周囲の冷たい視線がちょっと痛い。


「きっと今日こそプロポーズね!」


今夜は私の誕生日。


彼にディナーに誘われて・・・


きっと今夜こそ。


鼻歌を口ずさみながら軽い足取りで待ち合わせ場所へ向かう。


近くまでくると、こちらに向かって手を振る彼の姿が見えた。


私も大きく手を振り返す。


その時、彼の表情が突然変わり、何かを叫んだように見えた。
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