光恋
持っていた荷物が少なかったからか、
荷物はほとんど
整理できた。
一段落して、
あたしはベッドに倒れこんだ。
・・・ふと
思い出すのは先生のこと。
元気にしてるかな。
ちっちゃい子の
面倒見るの大変だろうな。
今まで、あたしが
手伝ってきたから。
・・・やっぱり、
寂しいよ・・・・・。
目が少し潤んできた時、
「夕飯できたわよー」
という、
おばさんの声が聞こえた。
あたしは、はーいと言って
階段を下りていった。