また…会えるよね?

「先輩…私が懐中電灯持ってくるまでいますよね?」

「。。。カギがなくちゃ部屋に入れねぇよ・・・。」

・・・本当?本当に?

「じゃっじゃあ速攻行ってきますから!待ってってください!」


私は走った。

---中学時代の先輩は、人の目を見てどんな話も真剣に聞いてくれる人だった…。絶対に・・・。


はぁ…はぁ…。

「先輩!懐中電灯・・・----」

嘘なんか。。。つかない人で・・・。

「せん・・・ぱい・・・?」




カサっ


・・・紙?

『カギは見つかった。悪かったな。』


・・・どうして…先輩・・・。
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