恋する天然兎
ぽつりと一言だけ言った。
「そっかぁ!
……ってええっ!?」
まさかの……まさか!
きっと大きく見開いてあるであろう、私の目は若葉ちゃんの目と視線がぶつかった。
「ごめんね、一番に言いたかったけど……今日は、由莉の事でいっぱいいっぱいで。」
今日……?
よくわからない事もあったけど……
「若葉ちゃん、幸せにねっ!」
一番大好きな親友だから、
言うのが遅くなっても、幸せなら良いって思えた。
若葉ちゃん、本当におめでとう!