恋する天然兎



ファンクラブ…?




「……アイドル。」



「じゃないから。でも、さすが王子。」



「王子……?」



え……ちょっと、ふーまくん何者!?


私の頭の中がごちゃごちゃし始め、少しずつ、頭から煙りが出てきてる感じがした。




「由莉ー!ちょっと大丈夫!?」



若葉ちゃんは、私がおかしくなった…と、ほっぺを摘みだした。



あのね…別に嫌じゃないんだけど……ね、




「若葉ひゃーん、いひゃいよぉ。」




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