詩 -黒ver.-
光愛闇光~狭間~





◆光愛闇光~狭間~◆







叶うなら、とつぶやいた

叶わないとわかってしまっている。





「諦めたら終わり」だなんて、

そんな綺麗なだけの言葉…。





それでも、信じていたんだよ






そんな僕を

誰かが嘲笑う






だから僕は僕に 嘘をつく

苦しいだけなら、もう要らない

嘘をつく苦しみよりも、

想い続けることの方が辛いんだ






そう思った僕は泣いていて、

本当は、逃げ出したかっただけだと思う。






こんな想いをするために、

君を好きになったわけじゃなかったよ。





震える指を君に伸ばした

たとえ、君が気付かなかったとしても、

それだけが、僕のできる限界。









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