初恋相手は新人せんせい?!
ドクンドクンとなる心臓。こんな気持ち初めてかも。もしかしてこれって…
「ごめん。あたしちょっと風邪気味だからかえるね。ごめんね」
「えっ?まって…!」
「じゃあ」
バタン――
勢いよく厚い戸をしめた。と、同時に流れる涙。
あたしはその場を離れた。


家に帰りベッドに座ると、布団をかぶってうずくまった。
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